こんにちは、映像翻訳者のル・モンです。
今年こそ、英語の勉強をもっと頑張りたい!と考えている人も多いのではないでしょうか。
私も仕事柄、常に色々な方法で自分の英語力を磨く努力をしています。特に力を入れているのは語彙力です。これは意識してインプットし続けないと増やすことができないので、日ごろの多読・多視聴以外でも、過去に使った単語本も改めて復習します。
でも、英単語をもっと覚えたい!と思っても、単語帳を使った暗記がとにかく苦手で嫌いっていう人もいますよね?
そういう方には、ゆるく楽しくボキャビルできるワークブックタイプの単語学習本「1100 Words You Need to Know」がおススメです。
1日1ページ分の短いパッセージを読んで穴埋め式の問いに答えるだけで1週間で20個の単語と4つのイディオムが効率的に覚えることができます。
・英語中級くらい以上
・単語帳で暗記するのが苦手
・毎日少しずつでも確実に単語を覚えたい!
・英文を読む習慣もつけたい!
・楽しくゆるくボキャビルしたい!
どんな学習本なのか、使い方と合わせて詳しくみていきます。
【英語ボキャビル】1日1ページだけで身につく1100語!
1100 Words You Need to Know はその名の通り「知っておく必要がある1100語」で、アメリカ大学進学のために高校生が受ける標準テストSATなどの学習に向けて作られている本です。
英語圏の学生が勉強する「国語」に必要な語彙を学べるので、当然、全編英語です。
私が持っているのは4th editionで青い表紙なのですが、今は7th edition が出ているようです。
第7版の詳細をチェックする!⇒ 1100 Words You Need to Know
全編英語ではあるものの、新規の単語を覚えるために短いパッセージが毎回出てくる程度でそこまで文法的に複雑な文章もでてきません。
なので英語力中級くらい、もしくはTOEICの長文読解問題を読むのにそこまで抵抗を感じない人なら誰でも学習に活かせると思います。
私が単語帳で暗記するのが苦手で、違うアプローチでボキャビルしたいという人にこの本をおすすめする理由は3つあります。
「英語で英語を学ぶ」&「1日1ページだけでいい」&「穴埋め式でクイズ感覚」
私は単語帳だけでボキャビルするのは少し苦手です。
でも翻訳の仕事では一つの英単語に対し、いくつもの日本語表現を把握しておいた方がいいので一般的な英日の単語本もよく使います。
色々使っている単語本の中でも、この『1100 Words You Need to Know』は「英語の勉強をしたい!」と思っている人に、上記の3つのポイントで能動的で新鮮さがある英語学習ができるのでおすすめです。
ボキャビルは能動的に行うといい理由
単語帳で暗記するのが苦手という気持ち、とても分かります。
見出し語1つに対して日本語の意味を覚えて。。。って結構、単調な作業なのでそれ自体を楽しいと感じる人は少ないのではないでしょうか。
単調な作業はつまらなく感じて、徐々に苦痛に変わってしまいます。結果、単語の暗記=苦痛=覚えられないという不のスパイラルに陥ってしまう人もいるかもしれません。
単語は何度も使うと覚えますよね。単語を覚えるにはある程度、能動的に覚える工夫が不可欠です。
単語帳は何度も繰り返し読んだり、音声があればディクテーションやシャドーイングなど使い倒すくらい色々試してやっと記憶に残ってくれます。
エビングハウスの忘却曲線を参考にしても、やはり記憶保持力は「復習」しないと長く保てないものです。
エビングハウスの忘却曲線についてはコチラに書いています。
自分で計画を立てるのもめんどくさいときもありすよね。
「とりあえずこれだけやっておけばOK」みたいなシンプルさが、ゆるく楽しく続けるポイントです。
「昨日覚えた単語はいつ復習しよう?」みたいな細かいタイミングを考えなくていい1冊がこの 『1100 Words You Need to Know』なんです。
詳しく見ていきます。
なぜ1日1ページだけで身につくの?
まずは気になる本の中身を見ていきましょう。
基本的に1日1ページで新しい単語5つとイディオム1つを学びます。
・1ページが「Week 1 Day 1」のように分けられていて、短いパッセージとその文中に出てくる新規単語を5つ学ぶ。
・<Sample Sentences> 穴埋め式のセンテンスが5つあり、その日習う単語がそれぞれどの文章に適しているかの当てはめる問題。
・<Definitions>5つの単語とその意味を組み合わせる問題。
・<Today’s Idiom>1日1つの慣用句を学ぶ。
・全部で46週分あり、各週はDay 5まである。
・各週ごとに復習テストがある。
・後半にはボーナスとしてさらに英語表現は復習要素が充実。
この本は、前の日に学習した(その週の単語)が、それ以降の問題文、パッセージにも使われているため、覚えたての単語も目にする頻度が高くなり記憶に残りやすい工夫がされています。
いつ復習しよう?と考えなくても、その日のタスクとして1日1ページこなしていくだけで自然と復習もできてしまうという優れものなんです。
1日1ページ、記載通りの1weekで進めると、1週間で6ページ、新規単語20個とイディオム4つ、その他英文を読む機会ができます。
1 Weekの中身
Day1~Day4が新規単語を覚えるページ。
Day5はReviewで、その週のおさらいができるページ。
最後にWordsearchというその週の内容を復習できるパッセージの穴埋め問題。
1日1ページでゆるく楽しく1100語を身につけよう!
1日1ページというシンプルかつ、実は記憶に定着しやすい工夫がされているワークブックでまた一味違った英語学習ができると思います。
英語学習は継続が大事。
それには無理なくルーティン化できることがポイントですよね。
進める速度は自由ですが、記載通りの1日1ページで進めると46週分あるので約1年で1100語を習得できます。もちろん、1日1週間分など好みで進めてもいいと思います。
1100語を少ないと思うかどうか、個人差があると思うのですがボキャビルは何も数だけでは意味がなく、ちゃんと記憶に留めて、その単語の運用能力があってこそ身についたと言えると思います。
1100語を、穴埋めで能動的に覚え、たくさん英文を読み、繰り返し学んだ単語を復習できるこの本で身につけた1100語はちょっとやそっとでは忘れないはずです。
少しずつでも確実に英単語を覚えたい、なんか面白い単語学習本ないかな?と探している人は是非チェックしてみてくださいね。
「英語で英語を学ぶ」&「1日1ページだけでいい」&「穴埋め式でクイズ感覚」
『1100 Words You Need to Know』 の最新版をチェックする!

											
						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	
										
					
									