英語で受けるオンラインクラスのすすめ。
日本でもオンラインで学べる「英会話学校」や、放送大学など通信制で幅広い教科を学べるシステムも多いですが、英語学習者なら海外の大学が提供しているオンラインコースがとってもおすすめです。
海外のクラスなので、全編英語。要は、英語そのものを習うのではなく、興味のあるトピックを英語で学ぶことができるのです。
実は無料で提供されている良質なオンラインクラスはたくさんあります。
その中から、普段自分が使っているものをご紹介します。
FutureLearn
お気に入りはFutureLearn (フューチャー・ラーン) というオンライン・プラットフォームです。
これは40年以上にわたり世界中に通信教育を提供してきたイギリスのOpen Universityが設立した「大規模公開オンライン講座」です。
私がこれを知ったきっかけは、確かブリティッシュカウンシルに用事があった時に受付の人に聞いたことが最初でした。
イギリスにある複数の大学や団体がバリエーション豊富な授業を展開しています。しかも無料で!
メディカル関連やライフスタイル、文学、サブカル、歴史など本当にたくさんのコースがあるので飽きません。IELTSのコースもあるので、試験対策にもピッタリです。
それぞれの授業の開講時期や、週の勉強時間目安などはサイトでチェックできるので、自分の計画に合わせて受講できます。
1週間2~4時間目安で3~5週間のコースが多いので、負担なく進めることができます。仮に、期間内に終わらなくても大丈夫で、一定期間はアクセスできるので自分のペースで勉強できます。(有料でアップグレードして、アクセスリミットなしにもできます。)
また、コース修了後に欲しい人は有料でcertificateをオーダーできます。(私は頼んだことないですが)
離脱してしまった授業も、また新しい開講時期にお知らせしてくれたり。定期的に色々試しています。
動画や記事から構成されていて、1セクションが短いので集中しやすく、スマホで移動中でもサクッと進められるところはポイントが高いです。
そして、もうひとつ気に入っているポイントは、世界中の受講者とコメントでやり取りできるところです。
もちろん、他の人の意見を読むだけでも勉強になるのですが、インタラクティブに自分もちゃんと考えて意見を書き込むようにしています。
海外で勉強している気分を味わえるので、いい気分転換になります。
アート好きなら MoMA Coursera
こちらはあのMoMa ニューヨーク近代美術館が提供しているオンライン授業。こちらも無料公開しています。
キュレーター、アーティスト、建築家、デザイナーなど、美術館ならではの講師陣で現代アートやファッションデザインの制作プロセスなどが学べます。
読み物も多く、動画も豊富で楽しいです。なかなか、現代アートって敷居が高いというか、難しく感じることもあるのですが、実際の制作者の視点を聞くことで自分の世界観も広がる感じがします。
豪華な講師陣 Master Class
これもおすすめのオンラインコース、Master Classです。
こちらは有料で年会費が(1年でキャンペーン価格2万くらい、パスが2つ)でした。
有料版YouTubeみたいな感じで、コストに関しては人によって高いと考えるか安いと考えるかそれぞれだと思います。
このコースの特徴はなんといっても講師陣が豪華ということです。
70人以上の様々な業界トップたちが10~30分のクラスを20個くらいアップしていて、上記の金額で好きなだけ視聴できるというものです。
Vogueのアナ・ウィンターからビジネスマインドを習ったり、スコセッシ監督から映画論、ボビィ・ブラウンやマーク・ジェイコブスなどその道の「一流」から授業を受けられます。ナタリー・ポートマンの演劇についての授業はファンにとってもたまらないと思います。
そう、いろんな動画からいわゆる「インタビュー動画」とは違って、その道の一流の人たちの哲学に触れられるところがテンション上がります!
普通に生活していたら会えないような人たちの話が聞くことができる。その貴重な体験を買うという意味では有料でも納得できるかな、と。
もちろん、1年でフル活用するためにこまめにアクセスする予定です!