こんにちは、映像翻訳者のル・モンです。
読書って楽しいですよね。
英語力アップを目的に洋書を読むようにしている人も多いと思います。
語学を磨くことに終わりはないと思うのですが、学習法に至ってはどうしても「効率」を意識してしまいますよね。
多読は読むスピードを早めたり、知らない単語でも文脈から想像する力をつけてくれるメリットもあるけど、精読し、知らない単語を調べない限り、分からないままっていうデメリットもあります。
単語帳でひたすら暗記することに苦手意識がある人も多いですが、ある程度の単語をまとめて覚えるには効率がいいですよね。
どうせなら、一石二鳥の洋書があるといいと思いませんか?
そこで今回は、そんな洋書の多読にもおススメでしっかり単語帳並みにボキャビルができる「Merriam-Webster’s Vocabulary Builder」を紹介します。
英語力をアップしたい。
洋書を読みたい!
多読しながら、ちゃんと語彙力をつけたい。
ネイティブなら知ってそうな教養を身につけたい!
是非チェックしてみてくださいね。
【英語多読におすすめ】3500語と教養が同時に身につく本
Merriam-Webster’s Vocabulary Builder は、その名の通り、ボキャビルを目的に作られた本です。
私が持っているのはペーパーバックですが、kindle版もあります。
ペーパーバックは692ページ。
本編がUNIT30で構成されていて、3500語以上が掲載されています。
単語帳のような、英英辞書のような本なのですが読み物としても面白いのです。
気になる中身を詳しく見ていきます。
3500語と教養が同時に身につく理由
この本の特徴は、3500語以上の語彙を学習でき、692ページの英文を読み、しかも教養も同時に身につけることができる内容になっています。
単語は数語ずつ、同じ語源や関連する塊で紹介されています。
それぞれの単語に、どのように文章で使われているかの例文とその単語にまつわるちょっとした知識が学べます。
例えば、 “MAL” という部分が共通している単語をまとめて紹介する際にこの語源の意味から説明しています。
”MAL comes from a Latin word meaning ‘bad.’ A malady is a bad condition – a disease or illness – of the body or…
まず、MALがラテン語で「悪い」という意味を持ち、その説明から入ります。
その後に、malevolent, malicious, malign, malnourished と、それぞれの単語の発音記号と意味、例文、そして関連トピックが10行ほど続きます。
アメリカ大学入試に必要な標準テスト(SAT)などの対策で英語圏の学生にもおすすめされている語彙力強化本なので、それぞれの単語につけられている内容はネイティブたちが共通認識として身につけている教養と言えます。
トリビア的要素ありのエンタメ系英英辞書
洋書として普通に読み進めていくうちに3500語以上の単語に触れ、しかも200語以上の語源や関連語の知識も身につきます。
各単語のちょっとした雑学に触れることで、単語帳で単語を暗記するよりその単語が「立体的」に感じるのではないでしょうか。
単語そのものの背景知識を同時に読むことで、記憶にも定着しやすいし、シンプルに読み物として面白いと思います。
Unitごとにプチクイズがあるので、どれだけ読んだ内容が頭に入っているのかチェックできるようになっています。
多読では、少し曖昧な個所があっても読み飛ばすことが多いと思いますが、クイズで改めて考えることでしっかり復習することができます。
私が留学時代、最初に通っていた語学学校の先生のお母さまは寝る前に辞書を読んでいたそうです。確かに語彙力アップに直結する読書法ですよね。
ただ、辞書を読むというのは中々大変な事。その点、このMerriam-Webster’s Vocabulary Builderは、トリビアも楽しい、エンタメ系の英英辞書と言えると思います。
まとめ:楽しくボキャビルしつつ英文をたくさん読もう!
洋書を多読することも、単語帳を暗記することも英語の語彙力を強化することができる有効な勉強法です。
でも、どうせなら2つ同時にできて、さらにネイティブが学生時代に身につけているような教養も一緒に身につけられたら絶対お得ですよね。
それを可能にするのがこのMerriam-Webster’s Vocabulary Builder です。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builder の特徴
掲載単語数は3500語以上。
語源や関連語も200語以上。
クイズで復習。
692ページ分の英文を読破できる。
ネイティブが共通認識しているような教養も身につく。
語源の知識があると、新しい単語に出会ってもどういう意味を持つ言葉なのか想像しやすくなります。
イギリス人はパブでクイズ大会をやるくらい好きなイメージを持っています。クロスワードパズルが好きな人も英語圏で多いイメージです。
ちょっとしたコミュニケーションにも役立つかもしれないネタも身につく(笑)おススメの1冊を紹介させていただきました。
多読用の洋書を探している人、楽しくボキャビルしたい人は是非チェックしてみてくださいね!
本をチェックしてみる⇒Merriam-Webster’s Vocabulary Builder

											
						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	
						
						
						
																	
										
					
									